停滞期の起こる原因(5)〜停滞期とPMS(月経前症候群)〜
PMSとは排卵から月経開始までの間に現れるさまざまな症状のことをいいます。 主な症状としては次のものがあげられます。
- 食欲増進
- むくみ
- 体重増加
- イライラ・抑うつ
- 過度のストレス
など。
この時期に分泌される女性ホルモンは黄体ホルモン「プロゲステロン」と呼ばれ、受精卵が着床しやすい状態を保つため、脂肪の代謝を少なくし、脂肪を貯蓄しやすくします。また、カラダの水分を貯留してカラダがむくんで体重も増加し、エネルギーを蓄えるために食欲を増進させます。
さらに、セロトニンと呼ばれる脳内神経伝達物質の分泌が低下します。このセロトニンの分泌が低下すると、イライラしたり情緒不安定になったり、ストレスを感じたりし、よけいに過食に走りやすくさせてしまいます。 この時期は、イライラや食欲が増すばかりで一向に体重の落ちる気配はありません。
そのため、このPMSの症状を停滞期と勘違いしてしまい、「痩せない」ストレスからやけ食いに走ってしまうことがあります。 これは本当に悲劇です。
PMSは停滞期ではなく、健康な女性に現れる生理的な症状なのです。生理が終われば増えていた体重は元にもどります。むくみもとれます。一時的に我慢すれば、かならず生理後の痩せ日が訪れてきますので、くれぐれも勘違いしないようにしてください。
PMSと停滞期の見極め方は、日頃から自分の生理周期と生理前の症状を把握しておくことです。生理周期にその発現する症状の時期を照らし合わせて、毎月だいたい同じ時期に現れるのであればPMSの症状といえます。 ある日をさかいに、お小水の回数が急に減った、朝起きたら顔のむくみが激しいなどといったこともPMSの診断基準の参考になるかもしれません。
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