筋肉を理解しよう
筋肉は、カラダの組織や臓器では脳、肝臓に次いで3番目にエネルギー代謝量の多い組織。 筋肉はカラダを動かしていないときも活動しており、たとえば姿勢を保つ、骨を支えるなどの役割も果たしています。そのため、筋肉は勝手にどんどん脂肪を燃やしてエネルギーを消費しています。その消費量は基礎代謝量の4割を占めています。すなわち基礎代謝量は、筋肉を中心に消費されているのです。そのため、筋肉の多い方は痩せやすく太りにくいカラダになります。
筋肉をつけて脂肪燃焼効率をあげよう
たとえばアスリートのカラダは脂肪燃焼工場。カラダを動かさない安静の状態であってもどんどん体脂肪は燃焼され続けます。筋肉量が少なく基礎代謝量の低い方は、たとえ運動をしてもあまり体脂肪は燃焼してくれません。体脂肪を燃やしてエネルギーにかえる筋肉が少ないためです。
もちろん、筋肉を増やすだけでは痩せることはできません。ただ筋肉をつけておけば、痩せやすくて太りにくい体質を手に入れることができます。筋肉量と脂肪燃焼効率は比例します。すなわち、筋肉をつければつけるほど、どんどん体脂肪が燃やされるカラダになるのです。 ダイエットを実行される場合は必ず、食事療法と筋肉をつける(または筋肉をこれ以上落とさない)運動療法 をあわせて行う必要があります。
痩せ体質を作る「筋肉」
また、基礎代謝量のうち1/3ほどは心臓や肺などの臓器の活動に、残り2/3ほどは筋肉などの活動や体温維持に使われます。
つまり、基礎代謝でエネルギー消費が最も多いのが筋肉。筋肉の量が多いほど基礎代謝量も多くなります。 すなわち筋肉量の多い方は、筋肉がエネルギーを消費する時に、どんどん脂肪を燃やしてくれるため、体脂肪が燃えやすく、食べても太りにくい体質ということになります。
ただ、女性の体は妊娠・出産に備えたつくりになっているため、男性よりも体脂肪が多く筋肉量が少ない身体になっています。
筋肉でパーツを引き締めろ!
よくダイエットでも謳われる言葉「部分やせ」。 「部分やせ」はなかなか難しく、とくに食事療法だけは不可能です。そんなに簡単には体脂肪は落ちてはくれません。
人間を含め動物は、生存のためにエネルギーを脂肪として体内に貯蔵しやすく、かつ放出しにくいという生理的特徴をもっているのです。 美しい引き締まった体型に筋肉は必須です。体重を落としただけの体は、肌に弾力や色艶がなくなっており、おなかや腰周りはとくにたるんでいるしまりのない体型になります。心当たりのある方はとても多いはずです。
自分の裸体を全身鏡で見たときに美しいと思いますか?
しかし、筋肉をつけることによってその部分を引き締め、お尻のヒップアップ、腰周りの引き締め、ウエストの引き締めなどは実現可能です。 今は、カラダのパーツごとに体脂肪率や筋肉量が測れる体組成計がありますので、毎日測定してチェックしてみましょう。
筋肉質になりたくない女性へ
ダイエットの目的で筋肉を鍛えたのに、「筋肉たくましい太いカラダ」になってしまっては困ります。
結論からいえば、女性が筋肉モリモリの首も太い、足も太い、腕も太いようなカラダになるためには想像を絶するようなアスリートなみのトレーニングを必要となってきます。 男性と違い、女性は女性ホルモン「エストロゲン」の影響でもともと筋肉はつきにくく、逆に体脂肪を蓄えやすいカラダになっています。そのため、すさまじいトレーニングやストイックな食生活(冷蔵庫はプロテインだらけとか)を送らなければ筋肉モリモリの太いカラダにはまずなりません。
そのため、女性が筋トレをすれば美しく細く引き締まった、そしてしなやかなカラダになります。 女優さんやモデルさんはかならずといっていいほど、筋トレされています。美しいカラダを維持するためには食事だけでは不可能なためです。
筋肉をつけるには?
日々のこまめな運動やウォーキングなど生活の中でする運動で筋肉をつけることはなかなか難しいといえます。 ただ、筋肉量を低下させず維持するためには、これらの日々の運動はダイエットにとって本当に重要です。
ただやはり、筋肉をつけるためにはジムへ通ったり、家でダンベルなどを用いて筋トレすることが必要となってきます。また、筋肉はたんぱく質でできていますので、運動などをして筋肉を鍛えた後は、かならず高たんぱくの食事を摂る必要があります。
このたんぱく質は筋トレや運動によって傷ついた筋肉の修復そして合成に使われます。 ダイエットしているからと、運動などした後に何も食べなければ、筋肉は傷ついたまま修復されず逆にどんどん減っていきます。高たんぱく低カロリーメニューは魚、豆腐や納豆、豆乳などの大豆製品、鶏のササミ、牛乳などになります。肉や卵も高たんぱくですが、その分脂肪やコレステロールも多く含まれるのでとくにダイエット中は控えてください。手軽さで言えば、高たんぱく低カロリーのプロテインがおすすめ。とくにダイエット中の方はソイプロテイン(大豆たんぱく)を選びましょう。グローバルダイエット・スリムトップスなら1袋に豊富なビタミン・ミネラルに加え大豆たんぱくがおよそ8g含まれています。
筋肉は2種類存在する
筋肉には「赤筋」と「白筋」の2種類の筋があります。 「赤筋」と呼ばれる筋肉はおもに持久力のある運動に使われ、マラソンランナーなどの長距離選手に多く見られる筋肉です。脂肪を燃焼してエネルギーに使います。 「白筋」と呼ばれる筋肉は瞬発力に優れ、短距離選手などに多く見られる筋肉です。糖をエネルギーとして使います。
では、ダイエットには脂肪を燃焼してエネルギーにする「赤筋」を鍛えればいいのでしょうか。 筋肉がエネルギーを燃やすには筋肉に存在する「ミトコンドリア」が必要になってきます。この「ミトコンドリア」はエネルギー源として運び込まれた酸素や脂肪をどんどん燃やしていきます。すなわち、「ミトコンドリア」が多ければ、脂肪もエネルギー源として利用されやすくなるのです。この「ミトコンドリア」はとくに赤筋に多く含まれています。 しかし、毎日有酸素運動を続けていくことにより、白筋の「ミトコンドリア」も増えるといわれています。 赤筋には劣りますが、白筋にも脂肪を燃焼する力はありますので、赤筋だけを鍛えるのではなく、あまり難しく考えずバランスよく楽しく筋肉を鍛えることが一番大切だといえます。
脂肪は筋肉にはならない!
脂肪が筋肉に変わることはありません。 筋肉と脂肪は別の組織だからです。そう、筋肉と脂肪はカラダの中で全く違う働きをしているのです。 よくスポーツをやめたら「筋肉が脂肪にかわった」という言い方をしますが、もちろん筋肉が脂肪に変わることもありません。筋肉は使わないとすぐに衰え、かわりに皮下脂肪が増えてきます。
なぜなら、筋肉は脂肪を燃やしてエネルギーにしているからです。その筋肉が衰えてしまうと、その分エネルギーに使われない脂肪が余り、体脂肪として体内に貯蔵されてしまいます。ここで忘れてはいけないのが、筋肉がカラダの中で3番目にエネルギー代謝の多い組織であるということと、基礎代謝量は筋肉を中心に消費されているということです。 この巨大脂肪燃焼工場である筋肉が減れば、どんどん脂肪が貯蔵されていくのは当然のことです。
スポーツをやめて、「筋肉が脂肪にかわった」のではなく、「筋肉が衰えたために、その分脂肪がついた」という言い方が正解のようです。
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